技術職

2018年入社

技術部設計課

久保 直也NAOYA KUBO

計画通りに進めるためには設計から
公共工事を計画通りに進めるために、製品を思った通りに造るために必要になるのが設計図です。もし、設計せずに施工したり製造したりすると、大きさや形の異なる仕様になってしまいます。そうならないために、CADを用いて、プレキャストコンクリート製品の形状、および鉄筋の設計図を描いています。官公庁や建設コンサルタントから業務を委託されたり、自社製品を造るための製品図・製作仕様書を作成したり、さらに製品資料、施工用資料、PR用資料の作成なども行います。

使う人をイメージした設計図づくり
私は新入社員研修中、設計課の他に、営業と製造の現場でも研修を受けました。その結果、「現場ではどういったものが求められるか?」というイメージがしやすくなり、施工する人たちを意識した図面を作成することを心掛けるようになりました。
営業との密度の濃いやり取りが生み出す達成感
設計の仕事は、一般営業の担当と話し合って進めていくことがほとんどです。設計案件について、自分の設計の知識を持って営業に提案し、検討して、実現できるものへと近づけていく。その一般営業とのやりとりの過程が濃密であると、設計が完了した時の達成感は計り知れません。また、製品の製造時、施工時、使用時などそれぞれの状況を踏まえた設計ができたなと感じる時は、以前より成長したと実感します。

自己成長がもたらすさらなる
自分の自己成長を求めるようになったきっかけとなる過去の出来事が私にはあって、それはこんな失敗です。入社して間もない新入社員研修の時、受け持っていた設計依頼の図面から、いくつかのミスが見つかりました。しかし、設計の研修期間を延ばすわけにもいかなかったために、先輩にその依頼を任せてしまうことになったんです。もっと早くミスに気付けていたらと後悔しました。設計の仕事には、たくさんの知識や経験が必要だと改めて感じました。そして、常に「何か学べることはないか?何か身に付けられることはないか?」という視点を持って仕事に取り組むことを心掛けています。設計案件により良い提案をしていけるようになったら、その時に感じる達成感は大きなやりがいに繋がるんだろうなと思っています。

災害に強い商品の開発が目標
私が今、目標としていることは、年々激化の傾向にある大雨、地震といった災害に対して、少しでも多く被害を減らせられるような商品の開発に携わることです。より被害を減らせる商品ともなれば、今よりもより多くのプレキャストコンクリート製品に関する知識が必要です。さらに、災害や自然環境に対する知識も必要になってきます。そういった知識を身に付けるために、今は日々の目の前の仕事を全力で取り組んでいます。また、新入社員研修の時に先輩に助けてもらって、その先輩がとても頼もしく、かっこよく感じました。なので、これから大和クレスに入ってくる後輩たちに対して、私自身もそういった頼りになる先輩になることも目標の一つですね。