営業所トピックス

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2013-05-15
四国エリア
樋門の函体にTSKJ工法、据付工事にマルチスライド工法を用いてレベル2地震動を考慮した柔構造樋門の施工をしました。
平成25年4月24~26日。愛媛県松山市北条長沢川にて、樋門函体にTSKJ工法を用いた2連ボックスカルバートが採用され施工をさせて頂きました。
プレキャスト樋門の構造は、函体スパン割により継手を設け、複数の函渠ブロックを函軸方向にプレストレス導入して接合する事が多いが、今回は、カルバート接合部にTSKJ工法(KK-980097-A)が採用となり、フレキシブルで可とう性に富んだ柔構造の樋門が完成しました。
TSKJ工法は可撓性・耐震性・止水性の優れたジョイントで、プレキャスト樋門に使用すると多くのメリットがあります。
1)この工法は、高価な可撓ゴムを使用せず、TSKJシールゴムを使用するため経済的です。
2)また、樋門函軸方向の検討を行う際に、函体と胸壁や門柱との接合部に与える影響を軽減させることができます。
3)さらに、プレストレス接合をしないため、緊張工や防水工のコストも軽減できます。
据付は、通常のクレーン作業が困難なためレールと鋼球を用いた搬送設置工法、マルチスライド工法(CB-060014-A)によって製品を横引きして据付しました。
弊社では、要求性能や現場条件に適した製品・工法を提案させていただきますので、ご質問等御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
愛媛県松山市北条長沢川
松山営業所 松本 眞和
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