クレトピ

Daiwa Cress Informaiton and Topics

クレトピ vol.01

2025.05.12 UP

「2分割ボックスカルバート」の段差・急勾配での施工事例と、柔軟に対応できる擁壁「キャッスルウォール」を紹介します。

2分割ボックスカルバート 段差・急勾配施工事例

2分割ボックスカルバート2500×3700
2分割ボックスカルバート2500×3700

14%を超える勾配でしたが、プレキャスト製品で階段施工にすることで1週間もかからず据付を完了することができました。
人材の不足が業界全体の問題になっており、今後プレキャスト製品での工期短縮の要望はさらに増えてくることが予想されます。

基礎コンクリート施工状況

製品据付状況

近畿地方整備局に続き、 中国地方整備局から 「生産性向上に向けたプレキャスト工法選定マニュアル(案)」 が発出され、 ボックスカルバートはB5000×H5000以下について、 標準条件であれば原則プレキャスト化が推進されております。 プレキャスト対応の多様化が予想されるなか、 現場条件に合った施工方法をご提案いたします。

壁高が高くても柔軟に対応できる擁壁 キャッスルウォール

壁高 12m 延長 25m 施工面積 300㎡ 5分勾配 切・盛土 C=27KN/㎡ φ=30° y=19KN/㎡<br />
発注者:兵庫県東播磨県民局 場所:兵庫県加古川市
壁高 12m 延長 25m 施工面積 300㎡ 5分勾配 切・盛土 C=27KN/㎡ φ=30° y=19KN/㎡
発注者:兵庫県東播磨県民局 場所:兵庫県加古川市

本施工箇所は、 橋梁下部工の側面部に、正面にあるブロック積みに向かって巻き込んで構築される擁壁として計画されました。高壁高で、巻き込み部に使用できる擁壁工法では、他工法に比べ柔軟に対応できることから採用に至りました。
施工業者の方で現場の状況を再考されて、計画時より壁高が高くなりました。しかし、使用する盛土の試験を実施し再検討を行うことで、計画通り箱型擁壁を施工することができました。

●ポイント
壁高も高く平面計画もRをなしており、 他工法では調整部が多く施工性や景観に劣るため、 箱型擁壁を計画することになりました。正面のブロック積みと、 土工部の補強土壁に挟まれた区間であるため制約も多かったのですが、 対応できました。

製品反転

R部施工

 

おすすめグルメ

今回はカフェ食堂ランプさんを紹介させていただきます。
香川県善通寺市与北町の金倉川沿いにあり、オシャレな雰囲気のカフェです。
目玉焼きハンバーグランチをいただきました。ご飯には玄米が使用されており、ボリュームも満点でした。チキン南蛮も美味しいとのことです。 (妻談) 次はデザートメニューのカフェオレ大福も狙っております。

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