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ボックスカルバート/全国ボックスカルバート協会統一型

 全国ボックスカルバート協会規格の箱型暗渠で、一般的で使いやすいボックスカルバートで(社)日本下水道協会認定資器材です。

概要

 (社)日本道路協会「道路土工ーカルバート工指針(平成21年度版)に準拠した使い易いカルバート製品です。
経済性を追求したD型ボックスカルバートもご用意しています。
全国ボックス協会統一型のカタログ資料はこちらから。特別会員の方がご利用できます。) 

特徴

1. 高品質のプレキャスト製品
 (社)日本下水道協会の認定を受けた工場で生産される高品質のプレキャスト製品です。
 現場状況に対応した特殊製品も、当社の製造技術により出来る限り対応します。
2. コスト削減及び交通規制緩和・水替え期間の短縮
 現場打ち工法と比較して施工が簡単であり、熟練工をほとんど必要としません。
 施工管理が容易で大幅な工期短縮が可能で、水替え期間や交通規制などの経費節減が図れます。
3. 工事公害の低減
 掘削土量が少なく建設残土及び騒音・CO2排出量の削減など工事公害の低減が図れます。
4. 現場の状況に応じた接合
 製品の継ぎ手方法には、通常敷設型・縦方向連結型・可とう継手等、現場状況に応じて最適な接合方法が選択できます。

用途・適用範囲

1. 用途
  ● 道路・下水関係
    道路及び歩道拡幅、道路横断暗渠
    道路アンダ-パス、地下道路等のトンネル部材
    下水道、共同溝、地下横断歩道
    短スパン橋梁幅員拡幅、橋梁代替
  ● 河川・水路関係
    河川堤防の樋管。
    用排水路等の暗渠

2. 適用範囲
  土かぶりの範囲   0.2mまたは0.5m~3.0mを原則とします。
  活荷重         T-25
  適用地盤       普通地盤以上の良好な地盤
  地下水位       最高位は、路面下50cm

規格及び種類

1. ボックスカルバートは断面形状により、標準形と、インバート形に区分されます。 
2. 異形製品     
   ● マンホール用      マンホールとの接合用開口部を設けたボックスカルバート。
   ● 取付管用      取付管との接合用開口部を設けたボックスカルバート。
   ● 斜 角 用      管路の屈折部や曲線部に使用するボックスカルバート。
   ● 調 整 用      管路の延長の関係から、標準製品の有効長さを調整したボックスカルバート。
      ※ 適用土かぶり及び規格範囲外の製品についても弊社担当係員に検討をお申し付け下さい。      

施工方法


■ 通常敷設

 通常敷設型は、下図に示すように製品ブロックの継手部の凹凸を利用して接合するもので、ブロック相互の縦方向の連結を行わない敷設方式です。

この敷設方式は、基礎地盤の良好な場合に用いられます。


■ 縦方向連結型

 縦方向連結型は、下図に示すように製品ブロックを設置した後に、縦方向をPC鋼材にて連結する敷設方式です。
次の様な場合は、ボックスカルバートの縦方向の連結を行うのが望ましい。

 ①地下水位が高く止水を考える場合。
 ②道路を横断して設置する場合。
 ③地盤が良くない場合。
 ④基礎地盤の支持力が変化すると予測される場合。
 なお、曲線部や、屈折部の場合は、高力ボルトによる連結方式によるものとします。


■ 直接基礎

普通地盤の場合は、砕石を敷均した上にコンクリートを打設した基礎形式とします。

なお、基礎の形状及び厚さは、下図及び下表を目安とします。

標準据え付け歩掛

■ 施工概要
    施工フローは下記を標準とします。

注) 本歩掛で対応しているのは、実線部分のみです。



■ 機種の選定
 使用する機械の機種・規格は、次表を標準とします。
● 機種・規格
● 歩掛区分

形状及び寸法


■ 標準形の形状

■ 継手部の形状

規格寸法(通常敷設型・縦方向連結型共通)

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施工例

岡山県内
兵庫県内
兵庫県内
高知県内
愛媛県内
広島県内

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